国内の城の天守では最も古い部類に入る福井・坂井市にある丸岡城。1948年に地震で倒壊したものの、地域の人の熱い思いから再建された“地域のシンボル”だ。2025年12月からは耐震化のための大規模改修が進められることになった。工事中の2年間は足場が組まれ天守が見えなくなるため、周囲が城の外観をプリントした幕で覆われる。

柴田勝家の重臣が築城

丸岡城は、1576年に織田信長の重臣である柴田勝家の甥・柴田勝豊によって築城された。全国で現存する12の天守の一つとして国の重要文化財に指定されている。年間10万人以上が訪れる県内有数の観光地だ。

柴田勝豊が築城
柴田勝豊が築城
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工事中は足場を覆う幕に外観をプリント

その丸岡城天守は、国が進める耐震化診断で見学者の安全が確保できるように補強すべきと判定された。1948年(昭和23年)の福井地震で倒壊し再建されて以降、初めての耐震化工事となる。

屋根瓦や壁の修理も行われる
屋根瓦や壁の修理も行われる

工事は2025年12月から2027年11月までの約2年間かけて行われる。期間中は内部の見学はできるものの、天守は足場で覆われ外からは見えなくなる。そのため、市は天守の周囲にある足場を外観をプリントした幕で覆う計画を示しました。

外観をプリントした幕で覆う
外観をプリントした幕で覆う

工事中の映像も公開へ

また、併せて関係者しか見ることができない床下の解体作業や瓦のふき替えといった工事の様子を映像で記録し、公開する計画が進められている。
   
丸岡城で初となる天守の耐震化工事は、観光と文化財の保存を両立させながら進めらることになる。

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福井テレビ
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