あわや命の危険…自転車を後ろからひき逃げ
東京・八王子市の車通りが多い道路で6日午後6時半過ぎに撮影されたのは、車が自転車に接触し立ち去るひき逃げの瞬間だった。

自転車は衝突された衝撃で倒れたが、車はそのまま走り去っていった。被害にあった女性は当時何が起きたのか分からなかったという。

被害に遭った女性:
その時はわからなかったんですけど、なんか後ろから衝撃を受けて、自転車ごとバーッと吹っ飛んだというか、転んでしまって。前かごの荷物がバーッと散ったので、その瞬間「事故かな」と思った。

すぐ目の前にはガードレールがあったが、女性はその直前で倒れたため、擦り傷や打撲といった軽傷で済んだという。

もし接触のタイミングが遅ければ、挟まれて大けがになっていた可能性もあった。
事故直前におかしな点…後ろの車が気づいた予兆
ひき逃げした車の後ろを走っていた運転手は、事故直前の運転におかしな点があったと話す。

後ろを走っていた運転手:
「左にずいぶん寄って走ってるな」とは思いました。映像でも何でもない時にもかなり左に寄ってますよね。

確かに事故の約10秒前にはセンターライン付近を走っていたひき逃げ車。

その後徐々に左へ寄っている様子がわかる。

さらに事故を起こした直後、車は数メートル先でブレーキランプを点灯させたが、戻ってくることはなく、そのまま先のコンビニに入っていったという。

被害者の女性:
すごい悪質ですよね。恐怖が蘇るというんですかね。もっと大きな事故になりかねないし、人に当たったのに逃げるような人はやっぱり車に乗る資格がないと思います。
警視庁は逃げた運転手の行方を追っている。
(「イット!」 10月15日放送より)
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