日本維新の会の吉村代表は15日の取材で、15日午後から行われる予定の日本維新の会・立憲民主党・国民民主党の党首会談を前に、「まず国民民主党と立憲民主党で合意するということが必要だと思います。2つの合意がまとまっていないのに、『維新が』というのは難しいと思う」と発言しました。
■発言の詳細は…
【日本維新の会・吉村洋文代表】「立憲民主党が野党第1党として国民民主党の玉木さんの名前を出されていますので、まずそこできちんとまとめてくださいと。とりわけ、国家を運営するということになれば、外交、安全保障、憲法、非常に重要な部分だと思うので、価値観も一定程度ともにしないと国家運営ができないと思いますから。まず、国民民主党と立憲民主党で合意をするということが必要だと思います。
もともと両方とも名前が『民主党』という名前がついてる通り、民主党から分かれて立憲民主党、国民民主党になったという経緯があり、背景にも『連合』という支持母体も共にしている。
その中の2つが合意がまとまってないのに、維新がというのはなかなか難しいと思いますから。まずはその2つがしっかりとまとまらない話は難しいんじゃないかなと思っています」
(Q:野党がまとまる最低条件は?)
【日本維新の会・吉村洋文代表】「憲法、外交、安全保障、ここはやっぱり国家として運営していくうえで基本的な方針になると思いますね。ここがまとまらないと、トランプ大統領が月末に日本に来られるということですけども、それもままらなくなると思います。
国内の政策については様々意見調整したりあると思いますけど、当然、党としての考え方も違う。外交とか安全保障のところ、『違憲だ』『違憲じゃない』とか、そういったことを言ってる状況では、とてもじゃないけど国際社会と渡り歩いているのは難しいんじゃないかなと僕は思います。」