神奈川・秦野市の東名高速で9月、トレーラーと黒い乗用車が衝突する事故が発生した。直前まで双方の車両と前を走る白い車が車間を詰める”ビタ付け”状態で、数分間の団子走行となっていた。黒い車の追い抜き直後にトレーラーも車線変更して接触したとみられる。

衝突で「ドアがかなりへこみ傷ついていた」

神奈川・秦野市を通る東名高速道路で9月30日、カメラが捉えたのは、トレーラーと黒い乗用車が衝突する瞬間だ。

「(トレーラーの運転手が)すごく落ち着いた様子」と話す撮影者(視聴者撮影)
「(トレーラーの運転手が)すごく落ち着いた様子」と話す撮影者(視聴者撮影)
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撮影者は「(乗用車の)ドアがかなりへこみ傷ついていた。べこべこ」と語る。

そして、撮影者がさらに驚いたのは運転手の様子だ。

「すごく落ち着いた様子。(トレーラーの)運転手が(普通は)うなだれるとか、焦る雰囲気になると思うが…」と撮影者は話している。

「何か始まりそうで嫌だなと」と話す撮影者
「何か始まりそうで嫌だなと」と話す撮影者

撮影者によると、事故の直前、トレーラーとその後ろにいた黒い乗用車が、車間を詰めて走る、いわゆる“ビタ付け”走行の状態だったという。