まもなく世紀の天体ショーがやってくる。

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青緑色に輝くのは、10月14日に山梨県で撮影された「レモン彗星(すいせい)」。

国立天文台によると、2025年1月にアメリカのアリゾナ州にあるレモン山天文台で発見されたことから「レモン彗星」と名付けられたという。

このレモン彗星、世紀の天体ショーと呼ばれているそのワケは、次に地球で見られるのが約1400年後と言われているからだ。

まさに“一生に一度”のこの「レモン彗星」が地球に最接近するのは、来週火曜日の21日で、その頃から徐々に見えやすくなり、10月末ごろまでが観測しやすいという。

見える方角は北西から西へと移っていき、時間は午後6時半ごろ~午後7時半ごろの1時間ほど。

オススメは、肉眼で見るよりもスマホでの撮影だといい、そのコツを専門家に伺った。

山梨県立科学館天文グループ・井上拓己さん:
携帯用の三脚をつけるとか、三脚がなくてもスマホを置いておける台があれば、(携帯に)手を触れないで写真を撮影させられます。あとはシャッタースピードというのも大事で、5秒とか10秒とか(シャッターを開ける)。自分の手で彗星が本当にこちらにやってきたのだというのを確かめることができると、きっと楽しめるのではないかと思います。

(「Live News days」10月16日放送より)

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