ホンダは16日、原付一種の新基準に適合したモデル4種を発表した。

「Dio110 Lite」は11月20日に、「スーパーカブ110 Lite」などスーパーカブ3モデルは、12月11日に発売する。

11月から新たな排ガス規制が適用され、これにより50cc以下の車両の生産は10月末でできなくなる。

それに先立ち、4月に法改正が行われ、原付免許で運転できる基準に総排気量50cc超125cc以下で最高出力4.0kW以下に制御した車両が加えられた。

ホンダもこれにあわせて、新たに原付二種のモデルをベースに、110ccエンジンの出力を絞るなどした原付免許で乗ることができるモデルを発売する。

原付一種の市場は縮小傾向にあるが、二輪車の販売台数のうち、原付一種の販売台数は4分の一程度を占めている。(2023年・自工会より)

ホンダは、新基準原付も「事業的に厳しいところがある」とする一方で、国内市場で50%を超えるシェアを持つほか、通勤通学や配送業など、幅広い分野で使われていることをふまえて、原付一種の事業を続けていくとしている。

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