石川テレビのHUBEAT(ハブイート)アンバサダーを務める彦摩呂さんは、石川県かほく市の西田幾多郎記念哲学館の屋外テラスから広がる景色に感嘆の声を上げた。

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彦摩呂さん:
いや、見晴らしがいい。いいじゃないですか。
古賀華梨アナウンサー:
いい景色ですよね。ここからはかほく市の景色が一望できる絶景スポットなんです。

西田幾多郎記念哲学館から広がる絶景と絶品フレンチ

古賀アナウンサーの説明に、彦摩呂さんは「なんか気持ちまで晴れやかにスカーッとなるよね」と応えながらも、「で、なんで俺らここにいるの?」と。この日、彦摩呂さんと古賀アナウンサーがかほく市を訪れたのは、石川県民が『いとおしい』と思うグルメを紹介するコーナー。視聴者からの熱いメッセージを受け取ったことがきっかけだった。

「今回は番組宛、イトシメシ宛にメッセージをいただきましたので」と古賀アナウンサー。視聴者の「あんママさん」からのメッセージには、こう書かれていた。

私のイトシメシはかほく市にあるシェ・ミノールのランチです。魚か肉のメインを選んでスープ、サラダ、パン、飲み物とデザートがつきます。この5年で40回は食べました。特に選べるデザートのミノールパフェが超絶美味しいです!

「そんなにはまるぐらい美味しいんでしょ?」と彦摩呂さん。「たくさん行きたくなるぐらいだそうです」という古賀アナウンサーの言葉に、「じゃ、早速行きましょう」と、彦摩呂さんは期待を膨らませた。

親子二代で守るフランス料理の味

西田幾多郎記念哲学館からすぐの場所にあるフランス料理店「シェ・ミノール」は1999年に石川県かほく市で開業。2008年に現在の場所に移転オープンし、連日たくさんのお客さんで賑わうお店だ。

現在腕を振るうのは2代目オーナーシェフの中村友樹さん。初代オーナーの父・稔さんも加わり、親子2代でフランス料理を提供している。

店内に入ると、さっそく彦摩呂さんは、「視聴者から教えていただいたんですけども、もうコースはもちろんデザートをものすごいお勧めと聞いたんですけど…」さらに彦摩呂さんはシェフを見て、「もうシェフを見てるとほら、もう美味しいの作りますっていうオーラ出てますよね」と期待を隠せない様子だった。

作り置きはせず、オーダーを受けてから調理を始め、出来立てを提供するのがお店のルール。2人のシェフの丁寧な仕事で出来上がったフレンチのランチメニューが…

彦摩呂さん:
スープにメインに、バケット、パンにサラダでしょ?もういろんなすごい良い香りが立ち込めるんですけど。

この日の肉料理は「チキンのトマトチーズ焼き」、魚は「白身魚とサーモンのベーコン巻焼き」

肉料理をチョイスした彦摩呂さん。「誰がガーデニングせぇ言うたんですか!」と美しい盛り付けに絶賛。

「鶏自体は炭火で焼いたような香ばしさがあるんですよ。グリルで焼いた。その香ばしい焼き目のところにこの何とも、この奥深いまろやかな酸味の、デミグラスソースですか?この融合がすんごい美味しい。」と感激の表情を見せた。

ソースについて尋ねると、シェフは「店の創業当時からずっと作り続けているソースになります。」と説明。最後の仕上がりまでに6日間もかかるという。

彦摩呂さん「技術料0円!?」と驚く価格設定

メイン料理が毎月入れ替わるランチメニューの価格は、食後のデザートも含めて2200円。この価格に彦摩呂さんは「このボリュームとこの美味しさで本当にこの値段でいいんですか?」とシェフに尋ねる。するとシェフは「作り手が少しでも手間をかけて、この値段にできるように日々頑張ってるんですけど、これでお客様が喜んでいただけるんであればもうありがたいです。」と答えた。

彦摩呂さんは「もうシェフの作り手の努力があって本当に技術料0円でもう食材費だけでやってくれてるような感じじゃん。」と感動を隠せない様子だった。そんなシェフの思いがこもったランチメニューはこれだけではない。

「うわあ、来た。え、おっきい。これがコースのデザート?これだけでももうメインのパフェみたい!」と驚く彦摩呂さん。

季節の果物やアイスクリームで彩られたフルーツパフェは創業当時からの大人気メニュー。現在は創業者の先代オーナーシェフが盛り付けを担当していて、これを目当てにお店に足を運ぶ方もいるほどだ。

「デザートは三段バラ、あ、違う、別バラなんでいただきましょう」と彦摩呂さん。「今の季節だと、このスイカも入ってるよ。パイナップルも入ってる」と彦摩呂さん。手作りのアイスクリームはキャラメルと抹茶とバニラの3種類。彦摩呂さんが「フレンチのデザートで、パフェが出てくるっていうのはちょっとびっくりですね!」と驚くと、先代シェフは「私が始めたのは随分昔で、その頃は、珍しいフレンチの後のデザートだった」と説明してくれた。

なぜパフェをデザートに選んだのかという質問に、先代シェフは「私もう70代なんですけども、本当に小さい時、母親に連れられて出かけた帰りに、レストランでパフェを食べさせてくれたっていうのが思い出にありまして。是非これを出したいっていうのが自分のこだわりだったんです」と、幼い頃の思い出がきっかけだったことを明かしてくれた。

「うわあ、子供の頃の思い出を。それを今、こう喜びとしてお客さんに提供してくれてるってことですか?うわ、なんか優しさに溢れてますね。」と感動する彦摩呂さん。「もしその時にチーズケーキだったらチーズケーキになってたって事ですね!(笑)」

親子で紡ぐフレンチの駅伝

食後のひと時、彦摩呂さんは親子で働くことについて質問した。「親子で同じ職場で働くっていうのはお父さんにとってはどんな思いですか?」先代シェフは「私は一切口を出さないようにして」

彦摩呂さんは「何て寛大な。もう、働き方改革ですよね。もう若い人たちが働きやすいようにしてあげようってっていうお父さん、それはやっぱり自信があるから、見守るという心の余裕があるんですよ」と先代シェフの姿勢を称えた。

中村友樹シェフも「東京の方でしばらく修行して帰ってきたんですけど、帰ってきた時に本当に地元の皆さんにとても可愛がられてるお店っていうのはすごい、一緒に働いててすごく感じたところがありまして。今後も地元の皆さん、地域の皆さんに可愛がっていただいて、たくさん利用いただけるような店であり続けられるように頑張っていきたい。」と思いを語った。

これに対し彦摩呂さんは「最高のたすきを、バトンを受け継いでもらって。素晴らしい、フレンチの駅伝ですよ」と感動していた。

かほく市で愛される理由を知った一日

かほく市のフランス料理店シェミノールは西田喜太郎記念哲学館のすぐそば。のと里山海道からなら白尾インターで降りるルートが分かりやすい。店の営業日についてはホームページを確認してほしい。

この日、彦摩呂さんと古賀アナウンサーは、5年で40回も通うという視聴者の言葉の意味を、身をもって体験することができた。秘伝のデミグラスソースに彩られたメイン料理、そして先代シェフの幼い頃の思い出から生まれたパフェ。どれも手頃な価格で提供される理由は、親子二代にわたる地元への愛情があったからこそ。かほく市で愛され続ける理由を知ることができた贅沢な一日だった。

(石川テレビ)

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