札幌市内の郵便局に勤務する日本郵便の社員2人が10月、通勤中に『飲酒運転』をしていたことが分かりました。

 日本郵便北海道支社によりますと、2人はいずれも配達業務などに携わる社員で、乗務前の点呼でおこなう呼気検査でアルコールが検出されたということです。

 このうち1人は札幌市中央区の山鼻郵便局に勤務する社員で、道路交通法上「酒気帯び運転」にあたる呼気1リットル中0.15ミリグラムを超えるアルコールが検出されたということです。

 もう1人については0.15ミリグラム未満の検出でした。

 日本郵便は2人について「飲酒運転」が発覚した時点で警察へ通報していて、以降「就業停止」にしているということです。

 2人はいずれも「前日に酒を飲んだ」などと話しているということです。

 日本郵便をめぐっては配達員の酒気帯び点呼を適切に行っていなかった問題を受けて、運輸局が各郵便局の軽バンを使用停止とする行政処分を出しています。

 これを受けて日本郵便は「2人について処分を厳正に行い、社員に対する指導を徹底していきたい」としています。

北海道文化放送
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