入浴施設のサウナにスマートフォンを持ち込むなど、議員としての自覚に欠ける行動が続いているとして、宮城県富谷市の富谷市議会運営委員会は、小松大介議員に対し辞職勧告決議案の提出を決めました。
12月3日、開かれた富谷市議会。
富谷市議会 小松大介議員
「まずは自治体が取り組める対策を、早急に講じる必要がある」
クマ対策に関して質問したのは、2023年8月に行われた選挙で、初当選した小松大介議員です。
市議会は今、小松議員の“ある行動”をめぐって、揺れています。
富谷市 畑山和晴議長
「市議会議員の職を辞するよう、富谷市議会として強く勧告する」
富谷市議会によりますと、小松議員は、11月、市内の入浴施設のサウナにスマートフォンを持ち込み、ほかの利用者から市に対し、苦情が入ったということです。
また過去には、公務を無断で欠席したり、来賓として出席した保育園の運動会の動画を、無断でネット上に公開したりして、二度、厳重注意処分を受けていました。
こうした一連の行為が議員としての自覚に欠けるなどとして、3日の議会運営委員会で、小松議員に対し、全会一致で辞職勧告決議案を提出することが決まりました。
富谷市議会 小松大介議員(Q. なぜサウナにスマホ?)
「動画を見ていた」
Q.過去2度厳重注意も
「あの時も、私の認識が甘かった。不徳の致すところ」
小松議員への辞職勧告決議案は、12月10日に開かれる本会議で可決する見込みです。