北陸新幹線・敦賀ー新大阪間の小浜・京都ルートでの認可着工に向けて、国土交通省は2026年度予算の概算要求に調査費を盛り込むことが分かりました。
関係者によりますと、国土交通省は8月末までに財務省に提出する概算要求で、北陸新幹線の敦賀-新大阪間の建設費は、具体的な金額を示さない「事項要求」とする方針を固めていますが、整備新幹線の建設推進や高度化に関する事業に前年と同額の19億2300万円を盛り込む方針です。
この事業の項目の一つとして、小浜・京都ルートについては、本来、認可後に行う調査を前倒しで進める費用を4年連続で盛り込むことが分かりました。
この予算では、過去に小浜駅の概略設計などが行われていて、国交省は今回の予算を情報発信や沿線地域の理解促進、ボーリング調査などに充てるとみられます。
