アメリカのトランプ大統領は、ウクライナに対して防空システム「パトリオット」を追加で供与すると明言しました。費用については「ヨーロッパの同盟国が100%負担する」と強調しています。
トランプ氏は13日、記者団に対し、「ウクライナに必要な装備を送るが、支払いはEUが行う。アメリカは費用を負担しない」と述べました。
また、ロシアのプーチン大統領が停戦に応じない姿勢に不満を示し、「優しく語りながら夜には爆撃する」と厳しく非難しました。
対ロシア政策について、これまでの融和姿勢から圧力強化へとかじを切り始めた形です。
トランプ政権は、バイデン前政権下で残された予算や、凍結中のロシア資産の活用も視野に、ウクライナへの新たな資金援助も検討しているということです。