3つ目は「洗濯後の掃除をサボらない」。
「糸くずフィルターや洗剤の投入口をこまめに掃除しましょう。ホコリや洗剤カスが湿り、ヌメリやカビが発生する可能性があります」

洗濯機の横にハンドタオルをつるし、洗濯後に「洗濯槽のフチ」や「洗剤の投入口」を拭くクセをつけると、清潔に保ちやすいそうだ。
そして見落としがちなのが、洗濯機のふたで、使わないときは開けておくのが望ましい。ふたの裏側もホコリがたまるので、定期的に拭き掃除をすると、カビ予防につながるという。
「洗濯槽クリーナー」も忘れずに
また、余裕があればやっておきたいのが「洗濯槽クリーナー」と「槽洗浄コース」の活用。せのおさんによれば、洗濯槽クリーナーは、塩素系と酸素系に分かれる。
塩素系:カビやヌメリを溶かす。そのまま流せるが、独特な臭いがある
酸素系:カビやヌメリを剥がす。汚れを確認しやすいが、すくい取る必要がある
どちらも効果はあるが、塩素系のほうが手間はかからないそうだ。

「洗濯槽を掃除せずに長く放置したり、黒い汚れが洗濯物に付着したりする場合は、家電メーカーが発売している洗濯槽クリーナーをお勧めします。市販品よりも洗浄力が高いです」
市販品は月1回、家電メーカーのクリーナーは年2回ほどの利用で、カビを予防できるそう。