トランプ大統領がホルムズ海峡の逆封鎖を表明し、その実行まで残り5時間となりました。

すでに暮らしにも大きな影響が出ている中で、不安の声が広がっています。

アメリカのトランプ大統領がイランに示した新たなデッドライン。
イランが事実上封鎖しているホルムズ海峡を、逆にアメリカが封鎖すると表明しました。

アメリカ・トランプ大統領:
あす(13日)午前10時(日本時間午後11時)に封鎖が発効する。他国も協力し、イランが石油を販売できないようにする。これは非常に効果的だ。

設定した時刻は日本時間の13日午後11時、封鎖まで残り5時間。
衝撃は世界に広まっています。

日本時間午前10時過ぎ、自身のトレードマークの赤い帽子をかぶり、姿を見せたアメリカのトランプ大統領。
イランが事実上封鎖しているホルムズ海峡を巡り、イランの港に出入りする全ての海上交通を封鎖すると発表しました。

トランプ大統領は「イランが約束を破ったからだ。ホルムズ海峡を開放するという約束を守らなかった」と述べました。

いわば、イランに対する“逆封鎖”。
開始時刻は日本時間13日午後11時で、今から5時間に迫っています。

アメリカ・トランプ大統領:
イランは非常に厳しい状況にある。絶望的だ。われわれは21時間にわたる協議を行い、だれよりも状況を把握している。

この週末、アメリカとイランは21時間にわたる直接協議を行いましたが交渉は決裂。

アメリカは、核施設の解体やホルムズ海峡の開放など6つの項目を要求しましたが、イラン側は大半を拒否。
イラン革命防衛隊は、ホルムズ海峡に軍艦が近づけば停戦合意に違反するとして、厳しい対応を取ると警告しています。

一方、イランの原油輸出の9割を占める中国は日本時間13日午後4時過ぎ、「問題を解決する道は、一日も早い停戦と戦争の終結にある。関係各国は冷静さと自制を保つべきである」と述べました。

アメリカが逆封鎖した場合、この先、何が起きるのでしょうか。

フジテレビ・中本智代子解説副委員長:
今回のアメリカによる“逆封鎖”は、イランをもう一回交渉のテーブルにつかせるために収入源を断って譲歩を引き出すためのいちばん強いカードといえる。ホルムズ海峡は今までイランが人質にとっていたといわれているが、アメリカが加わることで、安全になるどころかますます緊張が高まり危険になる。原油の高騰が収まるどころかエスカレートする可能性がある。

原油高騰の影響は、日本国内のお得なイベントにも迫っています。

東京・八王子市の市場で行列ができていたのは、土曜日恒例の1回800円・卵の詰め放題。
50個の卵をゲットした姉妹は、1個当たり16円で、物価高の中でお得をかみ締めていました。

鳥インフルエンザの影響などで、卵の仕入れ価格は10kg2000円台から4000円台に上昇。
野口鶏卵の野口良子代表は、「今後、パックとか赤いネットがまた値上がるんじゃないかと心配。(詰め放題は)卵が入荷する限り続けていきたい」と、さらなる価格への影響に不安を抱いていました。