ミケ子ちゃんの活躍を受けて、新玉旅館の保護猫活動を支援している、Xアカウント「にゃんたまチャンネル」(@nyantamach222)は次のような文章を投稿。
お泊りのお客様が自販機でお茶を買おうとしたら、こけてしまいました。
脊椎が悪く膝も立たないお客様で杖をついて歩いております。
発見したのは三毛猫のミケ子です。ニャーニャー雄たけびをあげました。
外で何かあったのかなと思って見るとお客様が倒れてました。

これがSNSで話題となり、7万4000以上のいいねを集めた(2月17日時点)。投稿された写真のミケ子ちゃんは、目を細めながら胸を張っているようで、どこか誇らしげだ。
面倒見が良くて「お母さん的存在」
ミケ子ちゃんが旅館で暮らすようになったのは約10歳の頃。もともと地域の人が保護していたが、一緒に住んでいた老夫婦が亡くなったことで、やってきたという。

「面倒見が良いです。お母さん的存在じゃないかな」
後藤さんによると、ミケ子ちゃんは他の猫たちの毛繕いをするほか、自分のごはんを譲ったり、持病がある猫がトイレから出てきたら、代わりに砂をかけたりするそうだ。

そして、愛想が良く甘えん坊でもあるとのこと。宿泊客のそばに来て「抱っこして」と言わんばかりに膝の上にも乗ってくるとか。ボール遊びも積極的にするという。