岐阜市消防本部によりますと、管内の消防署に勤務する55歳の職員は、2024年7月から2025年2月にかけ、署に保管されていた軽油を4回にわたり計30リットル、自家用車に入れていたということです。
この軽油は、夜間に出動した際などに消防車に補充するため、携行缶に保管しているもので、職員は「自分の車の燃料が減っていたので、借りるつもりだった」などと話しているということです。
市は職員を懲戒免職処分としたほか、この職員から指示されて携行缶を運ぶ手伝いをした50歳の部下を停職6カ月の懲戒処分としています。