【ジュニア女子】今関友梨香が逆転優勝
東日本には12名に加えて、ジュニアGPシリーズ出場のため、予選免除されている髙木謠、中井亜美が進出した。
ショート4位からの逆転優勝を果たしたのが、今関友梨香。
フリーの新プログラムは、スケートを始めたきっかけでもある鈴木明子さんに振り付けてもらったという『アランフェス協奏曲』。
ジャンプを全て着氷しスピン全てでレベル4を獲得するなど、思い入れのあるプログラムを滑り切り、初優勝を飾った。
3度目の全日本ジュニア選手権出場がかかる東日本選手権では、目標の160点を目指し挑む。
心機一転で挑んだ2人が表彰台へのぼった。
ノービスB2年目以来の東京ブロック出場となった宮本琉花が2位に。
北海道出身の宮本は、中学校が東京になったことをきっかけに所属を東京へ移した。
ショートではジャンプを全て着氷し首位発進する。フリーでは「納得の演技ができなかった」と悔しさをにじませるも、去年から身長が10センチ伸びたという長い手足で魅せる表現力で観客を魅了した。
3年連続の全日本ジュニア出場を目指し、「東日本選手権では最後までやりきりたい」と闘志を燃やす。
瀬川穂乃は3位。
父親の転勤を機に拠点を仙台から東京へ移した。
「同世代の多い、活気あふれる環境に惹かれた」とMFアカデミーへ決意の移籍。フリーでは持前の滑らかでスピード感のある滑りでスピン全てでレベル4を獲得する。
「技術面に失敗があったのは悔しいが、表現力で成長を感じた」と振り返った。
心機一転迎える今季は、全日本ジュニア出場へ向け「東日本でショート、フリーともに全てを出し切る」と意気込む。
【ジュニア女子】
1位 今関 友梨香(MFアカデミー)144.15点
2位 宮本 琉花(青梅フィギュア)133.42点
3位 瀬川 穂乃(MFアカデミー)130.39点
4位 大竹 沙歩(MFアカデミー)130.15点
5位 牛山 胡香(MFアカデミー)124.03点
6位 今瀬 ひより(MFアカデミー)116.30点
7位 日比 優花(東京女子学院)113.06点
8位 山邊 百(ID学園高等学校)108.87点
9位 北見 奏(MFアカデミー)108.76点
10位 反町 苺夏(明治神宮外苑FSC)108.62点
11位 長山 桃子(青梅フィギュア)108.47点
12位 清水 恵茉(明治神宮外苑FSC)104.00点