最高齢の皇族で101歳の三笠宮妃百合子さまは、8月16日、入院中の都内の病院で発熱し、大事を取って集中治療室に移られていたことが分かりました。その後熱は下がり、回復されたということです。

百合子さまは2024年3月、右の手足が動かしにくく、軽い脳梗塞と、誤えん性肺炎と診断されたため、東京・中央区の聖路加国際病院に入院されました。

口から水分や食事は摂れないものの、リハビリを続け、車椅子で過ごす時間が増えるなど安定した状態が続いていましたが、宮内庁によりますと、8月16日に発熱し、軽い肺炎と診断されたため、念のため集中治療室に移られたということです。

その後、24日までに熱は下がって回復し、近く一般病棟に戻られる予定だということです。

百合子さまには心臓の持病もあり、高齢であることから、宮内庁は、引き続き注意深くご体調を見守っていくとしています。

百合子さまは、上皇さまのおじにあたる故・三笠宮さまの妃(きさき)で、2024年6月に記録で確認できる皇族として、最高齢の101歳を迎えられました。

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社会部
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