福岡で7月、気になる相手に猛アピールするインコの姿が撮影された。
メスがオスの気を引くために、くちばしで突っつくなどの“恋愛テクニック”を披露。最初は避けていたオスだが、徐々に距離が縮まり恋が芽吹いているという。

メスがグイグイアピール!

福岡・北九州市で7月14日、到津の森公園で、アカコンゴウインコのメス「アカアカ」と、オスの「マカダミア」がじゃれ合う姿が撮影された。

2羽のインコのうち1羽が、相手をくちばしで突っつき顔を近づけている。

お見合い中のインコ(提供:到津の森公園)
お見合い中のインコ(提供:到津の森公園)
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一体何をしているのか、到津の森公園の飼育員・小林弥生さんに尋ねると、「メスがオスに興味を持っていて、グイグイ積極的にいっているところ」なのだという。

インコたちはお見合いの真っ最中で、メスが猛アタックしている状況なのだ。

アピールにそっぽを向くマカダミア
アピールにそっぽを向くマカダミア

アカアカはくちばしを近づけ、マカダミアは徐々に体をのけぞらせて跳ね返す。さらにこれ以上近づけないよう、マカダミアはアカアカの足を押さえ、そっぽを向いてしまう。

例えると、ぐいぐいと迫る女性の猛アピールに、男性が戸惑っている、まさにラブコメディーの一幕のような状況だ。

恋は徐々に花開き…

飼育員によれば、出会って最初の1カ月ほどは隣の部屋で暮らし、直接会うようになって6回目でこのアピール具合になったという。

羽繕いをするようになった2羽
羽繕いをするようになった2羽

現在の2羽の恋模様について尋ねると、「マカダミアもちょっと落ち着いた様子で。アカアカがマカダミアに毛繕いというか羽繕いをしてあげる様子が見られています」と関係の進展があったと語っている。

アカアカの猛アタックのおかげか、心を徐々に許し始めたマカダミア。
少しずつ距離が近づいている”おふたり”だった。
(「イット!」 8月6日放送より)

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