食料品の消費税率2年間ゼロを掲げた高市早苗首相。そのカギを握るキーワードが「国民会議」だ。与野党の党首がそろって口にする「国民会議」とは、どういうものなのか。
維新が内閣改造で閣僚出す意向表明
「お疲れ様です」と大きな挨拶の声が響いたのは、衆院選後初めて閣僚がそろった首相官邸。
歴史的勝利に意気が上がる高市政権に10日、新たな動きがあった。

日本維新の会の吉村代表が、次の内閣改造で連立政権に閣僚を出す意向を明らかにしたのだ。
日本維新の会・吉村洋文代表:
今回の選挙を受け連立政権のアクセル役になる。連立の閣内に入るべきだと考えています。そのことを高市首相に伝えました。
高市首相「夏前には中間とりまとめを」
選挙を受けて、今後の動きが注目されるものは他にもある。

それは首相が掲げた「食料品の消費税率2年間ゼロ」だが、鍵を握るキーワードが「国民会議」だ。
与野党の党首がそろって口にする「国民会議」とは、一体どういうものなのか。

高市首相(9日):
歯を食いしばって国民の皆さまとのお約束を実現していく。私は挑戦を恐れません、ぶれません。
衆院選の勝利を受け、9日、高市首相は政策実現への決意を語った。

選挙の公約に掲げた「食料品の消費税率2年間ゼロ」に向けた検討の加速についても、これまでより踏み込んだ発言を行った。
高市首相(9日):
超党派で行う「国民会議」をできるだけ早期に設置して、2年間に限り(財源は)特例公債に頼らないということを前提として、給付付き税額控除とあわせて議論をして、夏前には「国民会議」で中間とりまとめを行いたいと。
自民が独断で進めると思われないためにも
消費税の減税などの実現に向け、財源などを超党派で話し合うとする国民会議。

その現状について、フジテレビの三嶋唯久上席解説委員は「高市首相は夏前に中間とりまとめをしたい、こういう考えだが、まだ具体的なメンバーや内容というのは決まってない。だから今後、相当な急ピッチで進める必要がある。自民党が単独で3分の2の議席を取っただけに、逆に自民党が独断で進めていると思われないためにも、与野党の合意を得て消費税減税を進めたい。それが高市さんの思いだと思う」と話す。

そんな国民会議の議論の進め方に注文を付けたのが、国民民主党の玉木代表だった。
国民民主党・玉木雄一郎代表:
いきなり国民会議に丸投げするのではなくて、まずは自民党内で検討を加速していただいて、その自民党案を早急にまとめていただきたい。多分自民党の中でも、今回たくさん当選されているので、なかなか簡単にまとまらないんじゃないかなという気がしますね。
一方、国民会議への参加が当初想定されていなかったとみられる政党も、参加に意欲を見せている。

それは、今回の衆院選で躍進を遂げたチームみらいだ。
チームみらい・安野貴博党首:
ここまで票を頂けたという一定の民意があると。たとえば国民会議に我々が参加できる可能性もあるかなと。

ただ、チームみらいは主要政党で唯一、消費税の減税には慎重だった立場だ。
消費税について多くの意見がぶつかりそうな「国民会議」を取りまとめられるのか。
高市首相の手腕が問われそうだ。
(「イット!」2月10日放送より)
