高校生のアイデアをもとに熊本・山都町のブルーベリーを使った、爽やかな味わいの“どら焼き”ができた。8月1日からの期間限定販売を前に、7月29日に生徒たちが開発に込めた思いなどを語った。
どらがしあんあん×熊商マーケティング部
熊本市中央区の『どらがしあんあん』で8月1日から期間限定で販売されるのは、熊本商業高校マーケティング部のアイデアをもとに作られた“どら焼き”だ。7月29日は熊本商業高校で商品の発表会が開かれた。
この記事の画像(6枚)これまでにも熊本の食材を使用した商品を販売してきた『どらがしあんあん』。今回、若者向けの商品を作ろうと、2024年3月から熊本商業高校マーケティング部とともに商品開発を行ってきた。
商品開発に携わった生徒は「“和”と“洋”が一度に味わえる、今までになかなかないどら焼きです」とアピールする。有機農業日本一を誇る山都町で、農薬を使わずに育てられたブルーベリーを使用し、白あんやクリームチーズと一緒に店自慢のフワフワの生地で包んだ。
あんこと合う甘酸っぱく爽やかな青春の味
甘酸っぱく爽やかな味わいが暑い夏にぴったりで、山都町の坂本靖也町長は「甘酸っぱくてあんこと非常に合う」と太鼓判を押した。
また、JA阿蘇の佐藤剛さんは「高校生の考えで、いろいろな商品になるのが、ありがたい」と話した。
生徒たちは、“SNS映え”も意識したようで、熊本商業高校マーケティング部の道面幸奈副部長は「見た目に、どうインパクトを与えるかを考えた。若い世代に食べてもらって『青春』を感じてもらいたい」と、同年代へアピールする。
この商品は熊本市中央区にあるサクラマチクマモト地下1階の『どらがしあんあん』で8月1日から10月31日までの期間限定で販売される予定で、8月末までは、熊本県内の中学生から大学生までを対象にした『学割』も実施するということだ。
(テレビ熊本)