全国最大の売り場面積を誇る「ムラサキスポーツ宮崎青島店」が2024年7月にオープンした。ムラサキスポーツは宮崎青島店を通して「宮崎を千葉、湘南に続くサーフィンの三大聖地にしたい」と意気込む。
ひと味違う「ムラサキスポーツ宮崎青島店」
南国宮崎を代表する観光地・青島のリゾートホテル前にオープンしたムラサキスポーツ宮崎青島店。オープン前、店の外には長蛇の列ができ、開店と同時に大勢の買い物客が一斉に店の中へと入っていった。
宮崎青島店の売り場面積はおよそ1155平方メートルで、全国の店舗の中で最大面積を誇る。
この記事の画像(5枚)入ってすぐに、サンダルと水着コーナー。そしてアパレルコーナーは女性もの、男性もの、子ども服まで取りそろえている。店内に併設されているカフェは、全国でも初の試みだ。
また、店の目玉であるサーフボードコーナーは形や大きさなど種類が豊富で、約650本を扱っている。
定額使い放題のサブスクリプションサービスも、関東圏以外では初めて導入された。新しいサーフボードを試し乗りして購入することもできるそうだ。
買い物客は「たくさんボードがあるので、いろいろ乗ってみたいなと思った」「日本最大級と聞いたのでちょっと楽しみに来た」「規模が全然違うので、見ただけで来た価値があった」などと話した。
青島のさらなる活性化へ
ムラサキスポーツ宮崎青島店の寺田隆夫店長は「日本全国の中でも宮崎は素晴らしいところで、青島はサーフィンに特化した地域。それだけではなく観光でも今、人が集まっているところと聞いているので、人が集まるサーフステーションとしてやっていけるのではないかと考えた」と期待を込める。
今回の出店は、青島エリアの活性化を進めるプロジェクトの一環として、宮崎交通が呼びかけたことで決まった。
周辺のホテルの観光客にも、買い物に限らず店舗を利用してもらい、青島エリア全体を周遊する流れを作っていきたいと考えているそうだ。
宮崎交通青島 こどものくに開発部・西久保竜蔵部長:
ムラサキスポーツさんの力をお借りして、さらなる青島の発展するステージに引き上げていきたい。宮崎にこのホテルがあるんだと、サーフィンができる場所があるんだということを発信していただければ、新しいお客さまの送客につながると思っている。
県民はもちろん県外サーファーも、観光客も。ムラサキスポーツを中心とした新たなにぎわいの創出に期待がかかる。
(テレビ宮崎)