神奈川・茅ヶ崎市の団地で交際相手の男とともに同居していた男性の遺体を埋めた罪などに問われている女が、18日に行われた初公判で起訴内容を認め、「本当に申し訳ないと思っている」と涙ながらに謝罪した。初公判では、被害者と交際相手の男らと同居する中で起きた暴行の経緯が明らかになった。
交際相手の男、被害者と「同居生活」
同居していた男性の遺体を団地の床下に遺棄した罪などに問われているのは、岡安唯被告(38)だ。

事件が明らかになったのは2025年8月。岡安被告が交際相手の小椋亮被告と住んでいた茅ヶ崎市にある団地の床下から男性の遺体が見つかった。
その後の調べで、遺体は小椋被告が経営する派遣会社の社員だった武田和実さん(当時54)と判明。岡安被告は、2024年5月に小椋被告と共謀し武田さんの遺体を遺棄した罪に問われていて、小椋被告は武田さんに暴行を加え、死亡させた罪にも問われている。

現場となった部屋で小椋被告と武田さんと一時同居していた岡安被告。その当時の様子について近隣住民は以前、「(部屋に)5、6人出入りして、夜騒いだりなんかしていた」と話していた。
「何でいるのか不思議」「途中で舎弟みたいだと知った」
18日に横浜地裁で行われた初公判で明らかになったのは、3人の関係だ。
岡安被告は別の男性との間に子供をもうけていながら、2024年2月から小椋被告と交際を始め、直後に、現場となった小椋被告の部屋に転がり込んだ。

その後、武田さんが同居するようになったことについて、岡安被告は18日の裁判で「何でいるのか不思議だった」「途中で(小椋被告の)舎弟みたいだと知った」と述べた。
また、武田さんが派遣先の契約を解除されたことに小椋被告が激怒し、50発から100発くらい殴るなどの暴行を加え死亡させるに至ったなどと証言。自身は「暴行に関与していない」などとしつつ、死体遺棄の罪については「小椋被告が遺体を遺棄しているときは、ライトで照らしたり外で見張りをしました」と話した。

裁判の最後には涙を流しながら、「本当に申し訳ないと思っています。怖くても救急車を呼べば良かったと本当に後悔しています。本当に申し訳ございませんでした」と、武田さんへの謝罪の言葉を口にした。
検察側は、岡安被告も武田さんに対しガラス瓶で殴るなどの暴行を加えていたと指摘した。
裁判は即日結審し、検察側は岡安被告に懲役1年6カ月を求刑。対する弁護側は情状酌量を求めた。なお、武田さんを死亡させた罪などに問われている小椋被告の裁判日程はまだ決まっていない。(「イット!」2月18日放送より)
