子どもたちの楽しみの一つである給食で、起きてはならない死亡事故が起きてしまった。
26日の給食で、ご飯と海藻のサラタと共に出された「みそおでん」を食べた小学1年の男子児童が、食べたものを喉に詰まらせて死亡した。

給食の「みそおでん」に入ったウズラの卵を食べた後に…

事故が起きたのは、福岡県の小学校。

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福岡・みやま市教育委員会:
原因としましては、「ウズラの卵」による窒息と推察されるというところで伺っております

なぜ事故は起きてしまったのだろうか。

福岡県みやま市の小学校の給食で、ウズラの卵をのどに詰まらせ、小学1年の男子児童が死亡した事故。みやま市教育委員会によると、事故は26日の午後0時半ごろ、小学1年の男子児童が給食の「みそおでん」に入ったウズラの卵を食べた後に起きた。

福岡・みやま市教育委員会:
児童が立ち上がって、吐きそうな測りをしたため、担任が吐かせようとしたり、あるいは隣の教室の先生、養護教諭の先生を呼んで、一緒に詰まったものを吐かせようというふうなことをやった。

教員らが、児童の背中を叩くなどの応急処置を施したものの、吐き出させることはできなかったという。児童はその後、ドクターヘリで病院に搬送されたが、死亡が確認された。

提供されたウズラの卵は、縦3cm・横2cmほどの大きさで、カットなどはされずにそのまま入っていたという。

事故を受けて、みやま市では、しばらくの間、給食でウズラの卵の使用を控えることを検討中。
奈良市や大分・佐伯市では、提供を当面見送ることを決めた。

2歳と4歳の子どもの母親:
結構詰め込んで食べることが多いので、それは日頃から家でも意しないといけないかなと思いますね

小さな子どもがいる母親:
つるっとしたものとかは、なるべく細かく刻んだりとか、下にも子供がいるので、そこら辺は気をつけて…

学校側は近く、保護者説明会を開く方向で調整していて、福岡県教育委員会は各学校に安全確保について通知した。
(「イット!」 2月27日放送より)