2月9日に開幕し長崎の街を極彩色に染める「長崎ランタンフェスティバル」。ランタンやオブジェを見て幻想的な世界に浸るのもイベントの魅力だが、会場にはランフェスでしか味わえないグルメや話題のスポットなど、もうひとつの楽しみ方にも注目だ。
売り切れ御免のランフェスグルメ
長崎ランタンフェスティバルで、はずせないのが食べ歩きも楽しめる「グルメ」だ。
会場周辺には合わせて40以上の店に約100種類のグルメが並ぶ。佐賀から訪れた3人組は「ごま団子と小籠包と角煮まんを食べた。すごく楽しい」と話す。
中にはランタンフェスティバル期間中でしか食べられないグルメも。
長崎新地中華街でランフェス期間中人気を集めているのが、「中華おやき（ホットク）」だ。ホットクは韓国発祥のスイーツだが、もともとは移住してきた中国商人が作ったのが始まりという説もある。モチモチとした生地に「チーズ」、野菜と春雨が入った「チャプチェ」、「黒糖（クルミ入り）」の3種類があり、夕方になると店の前には行列ができるという。
またこちらの店では、豚の形の肉まんや、チョコクリームが入ったクマのチョコまんは手のひらサイズで食べ歩きにピッタリ。特に黒ゴマあん入りの「パンダまん」は連日完売するほどの人気ぶりだという。取材したお昼ごろにはすでに完売していたので、食べたい人は午前中に行くことをおすすめする。
あなたも“雨ちゃん“気分に
ランフェスグルメでおなかが満たされた後は、いま話題のスポットに足を延ばしてみてはいかがだろう。ランタンフェスティバルの会場のひとつ「長崎孔子廟」で来場者の人気を集めているのが、毎週月曜夜9時から放送中のドラマ「君が心をくれたから」の第3話に登場した「ながさき恋ランタン」だ。
永野芽郁さん演じる逢原 雨（あいはら あめ）が初恋にまつわる願い事を書いて吊るしたシーンは印象的だった。
長崎孔子廟ではドラマと同じように1個1000円で恋ランタンに願いを託すことができる。
孔子廟を訪れた人は「今回は恋ランタンがメインと言っても過言ではないくらいの意気込みで来た、ドラマを見ているので（現地に来られて）すごくうれしかった」と話していた。
「ながさき恋ランタン」は2月25日の長崎ランタンフェスティバルの最終日まで実施されている。
（テレビ長崎）
