タブレット端末の導入で、授業中「机が狭い」と不便さを感じていた長野県松本市の中学生が、机を拡張するパーツの導入を市に要望した。

「筆箱すら置くスペースがない」

松本市の曽根原教育長に提案書を手渡した丸ノ内中学校の3年生4人。

解決したい悩みは―。

丸ノ内中のプレゼン:
「机が狭く、学習に支障が出ているのを改善するにはどうしたらいいか」

授業はタブレット端末やパソコンを使って行われているが、プリントなども広げるため、「机が狭い」と感じていた。

パソコンとプリントでいっぱいの机
パソコンとプリントでいっぱいの机
この記事の画像(5枚)

丸ノ内中のプレゼン:
「筆箱すら置くスペースがない状況で、これでは快適な学習はできない」

机の“拡張パーツ”を手作り

不便さを解消しようと、2025年から解決策を考えてきた4人。

スペースにゆとりを生むため、手作りしたのが机を10センチ余り拡張するパーツだ。

机の拡張パーツ
机の拡張パーツ

丸ノ内中3年・武田哲太朗さん:
「10センチ拡張するだけでもプリントとタブレットを縦に置ける」

教育長に解決策を“直談判”

全校へのアンケートや、商品化している企業の協力も得て「拡張パーツ」のメリットや必要な予算などをまとめ、教育長に「直談判」した。

拡張パーツを使うと、筆箱も置ける
拡張パーツを使うと、筆箱も置ける

丸ノ内中3年・中嶋健人さん:
「必要性というのは、教育長さんたちに自分たちから伝えなければいけないなと」

丸ノ内中3年・上田翔さん:
「課題の部分も含めて、これからも市役所と一緒にやっていければうれしい」

丸ノ内中3年・浅輪壮さん:
「中学校もそうなんですけど、松本市を超えて、県までできたらいいなって」

教育長に“直談判”した松本市・丸ノ内中学校3年生の4人
教育長に“直談判”した松本市・丸ノ内中学校3年生の4人

教育長は―。

松本市・曽根原好彦 教育長:
「自分たちが社会を変えると動いていることも感銘を受けました。予算編成ができるように努めたいですが、がんばります」

4人は今後、学校で拡張パーツを使った実証実験なども行う予定だ。

長野放送
長野放送

長野の最新ニュース、身近な話題、災害や事故の速報などを発信します。