長崎の冬の一大イベント「長崎ランタンフェスティバル」が2月9日から始まった。25日までの17日間の期間中、長崎は中国ランタンのあたたかな光に包まれる。コロナ禍を経て4年ぶりの通常開催となった2024年は、長崎出身の福山雅治さんと仲里依紗さんが登場するイベントもあり、136万人の人出を見込んでいる。
高さ10メートルの干支をモチーフにしたメインオブジェ
毎年、会場の一つの湊公園に登場するメインオブジェ。2024年は干支（えと）の龍をイメージした「九鯉化龍（ジュウリイファーロン）」だ。
鯉が流水を飛び越えて「鯱（シャチ）」となり、その後「龍」へと姿を変えていく。流れに逆らって高見に進んでいく様は「立身出世」を表している。
街中がランタンに染まる長崎
コロナ禍を経て4年ぶりの通常開催となる「長崎ランタンフェスティバル」は、中国の旧正月を祝う行事だ。
期間中、長崎の街には赤や白や黄色など色とりどりのランタンが鮮やかな光を灯す。その数1万5,000個。大小さまざまなオブジェも登場し、街中が写真スポットだ。
月9『君ここ』の「恋ランタン」に福山・仲の「皇帝パレード特別版」
期間中は龍踊や変面ショーなど中国色豊かなさまざまなイベントが行われるが、2024年の注目は、なんといっても、17日の「皇帝パレード特別版」だ。
皇帝役にシンガーソングライターで俳優の福山雅治さん、皇后役が俳優の仲里依紗さん。17万人以上が応募した特別なパレードを、見事当選した約2万6,000人が観覧する。
また、月9ドラマ『君が心をくれたから』のロケ地となった孔子廟も会場の一つ。ここでは、ドラマで登場した「恋ランタン」も。福山、仲ファンに君ここファンで、長崎の街はランタンも相まって、とにかくとにかく心暖かな17日間となりそうだ。
（テレビ長崎）
