おしゃれを面倒くさがるパパと、少しでもおしゃれしてほしいママ…。 

そんなパパママを救済するため、人気スタイリスト・吉村祥吾さんにダサい服装を「普通」に見せるコツを伝授してもらいます。

今回のテーマは、おじさん感を軽減するポロシャツの着こなし方。

ポロシャツは上級者向き!?

ポロシャツはTシャツと並ぶ、暑い時期の定番トップスです。週末になるとポロシャツ姿のパパさんもたくさん見かけます。

しかし、スタイリストとして常々思っているのは、ポロシャツは着こなすのが難しいアイテムだということ。あまりにポピュラーなので、おしゃれに興味がないパパも手を伸ばしがちだと思いますが、実は何も考えずに着るとダサく見えてしまう、上級者向けの服なのです。

理由は、生地と形のアンバランス感にあると分析しています。

まず、お手頃価格のお店から有名ブランドまで、ほとんどのポロシャツには「鹿の子(かのこ)」という特殊な編み生地が使われています。

鹿の子生地は、表面に細かな凹凸があって通気性や吸水性に優れるため、古くからスポーツウェアにも使われてきた、カジュアルな印象の生地です。

ポロシャツに使われる鹿の子生地(特集班撮影)
ポロシャツに使われる鹿の子生地(特集班撮影)
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一方、形はというと、ご存じの通り襟付きで上品なイメージに作られています。

つまり、ポロシャツは襟がついている分、形的にはTシャツよりも品よく見せられるはずなのに、生地はスポーティでカジュアルな印象を与えるというアンバランスなアイテムなのです。

テニスやゴルフといった、品の良さと機能性の両方が必要なスポーツで好まれるのは、こうした理由もあると思います。

ただ、普段のおしゃれとして着る際は、工夫しないと「なんか変…」と微妙な雰囲気にまとまってしまう心配もありますし、おじさんぽく見えたりする可能性も。私の場合、記憶のなかのイケてなかった学校の先生はポロシャツ姿だったりします(苦笑)。

おしゃれな人は色や小物使い、全体のシルエットなどを工夫して、このアンバランス感を軽減し、上手に着こなしています。私も、雑誌や広告などでモデルさんにポロシャツを着てもらう際は、ダサく見えないように細心の注意を払っています。

1~2サイズ大きめを選ぶ

しかし、おしゃれにそれほど興味がないパパの場合、あれもこれも工夫するのは面倒ですよね。