鄙びた温泉街、迷路のような路地、静かにたたずむ木造駅舎…。
一度も来たことはないのに、なぜか懐かしく心惹かれる。
そんな、郷愁溢れる風景を求めて旅する「一人旅研究会」こと栗原悠人さん。
栗原さんが全国各地でカメラに収めた心揺さぶるシーンをお届けする。
写真・文=栗原悠人
橋は、人や物の流れを円滑にするために欠かせない存在だ。
けれども、何らかの理由でその道が閉ざされ、役目を終えた橋は、誰にも渡られなくなる。
今回は、風雨にさらされ、草に覆われ、時には途切れながらも残る橋を集めてみた。
今やどこにも行けなくなってしまった橋…。
忘れられゆくものが醸す哀愁を、感じてみようではないか。
北海道
■旧英(はなぶさ)橋【北海道】
1937年に架けられた道路橋。現役の道路橋から橋を間近に眺められる。 ずっと下にまで続く橋脚が萌えポイント。
■旧三井芦別鉄道炭山川橋梁【北海道】
1989年に廃線となった鉄道橋。雪をかぶりながら橋の上にとどまる車両は、今何を思っているのだろうか…。
