鄙びた温泉街、迷路のような路地、静かにたたずむ木造駅舎…。

一度も来たことはないのに、なぜか懐かしく心惹かれる。

そんな、郷愁溢れる風景を求めて旅する「一人旅研究会」こと栗原悠人さん。

栗原さんが全国各地でカメラに収めた心揺さぶるシーンをお届けする。

写真・文=栗原悠人

橋は、人や物の流れを円滑にするために欠かせない存在だ。

けれども、何らかの理由でその道が閉ざされ、役目を終えた橋は、誰にも渡られなくなる。

今回は、風雨にさらされ、草に覆われ、時には途切れながらも残る橋を集めてみた。

今やどこにも行けなくなってしまった橋…。

忘れられゆくものが醸す哀愁を、感じてみようではないか。

北海道

■旧英(はなぶさ)橋【北海道】

【北海道】旧英橋(2022年5月撮影)
【北海道】旧英橋(2022年5月撮影)
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1937年に架けられた道路橋。現役の道路橋から橋を間近に眺められる。 ずっと下にまで続く橋脚が萌えポイント。

■旧三井芦別鉄道炭山川橋梁【北海道】

【北海道】旧三井芦別鉄道炭山川橋梁(2023年1月撮影)
【北海道】旧三井芦別鉄道炭山川橋梁(2023年1月撮影)

1989年に廃線となった鉄道橋。雪をかぶりながら橋の上にとどまる車両は、今何を思っているのだろうか…。