熊本県は、2023年12月に亡くなった八代市出身の歌手・八代亜紀さんに「県民栄誉賞」を贈呈すると発表した。“演歌の女王”の功績をたたえる。

「国民的規模での敬愛と感動与えた」

八代亜紀さんは1971年(昭和46年)に歌手デビューし、「雨の慕情」で日本レコード大賞を受賞。

73歳で亡くなった歌手・八代亜紀さん
73歳で亡くなった歌手・八代亜紀さん
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2016年の熊本地震や豪雨災害の被災地を慰問し、災害支援活動にも熱心に取り組み、2023年12月30日、73歳で亡くなった。

熊本県民栄誉賞の贈呈を発表した蒲島知事は、2月7日の会見で次のように語った。

蒲島知事「熊本愛にあふれた方だった」
蒲島知事「熊本愛にあふれた方だった」

蒲島知事:
熊本県の観光・物産振興に貢献されたこのようなご活躍は、国民的規模での敬愛と感動を与え、県民栄誉賞を贈るのがふさわしいと判断した。熊本愛にあふれた方だった。病気療養に専念され、またお元気になられると思っていたが、このような結果になり、大変残念。

熊本県民栄誉賞はこれまでに著しい功績のあった10組に贈られていて、八代亜紀さんは11組目の受賞。ミュージシャンとしてはチャーリー永谷さんに次いで2組目だ。

八代市も「名誉市民」の称号を贈ると発表
八代市も「名誉市民」の称号を贈ると発表

また、八代亜紀さんの出身地である八代市も「名誉市民」の称号を贈ると2月7日に発表した。

(テレビ熊本)

テレビ熊本
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