2025年に旅立たれた著名人たち。さまざまな舞台で活躍し、時代を彩ったその功績をたどる。
俳優 吉行和子さん
俳優の吉行和子さんが9月2日、亡くなった。90歳だった。

1959年に「才女気質」「にあんちゃん」で毎日映画コンクール女優助演賞を受賞。「3年B組金八先生」や「ナースのお仕事」など多数の作品に出演した。
母はNHKの朝の連続ドラマのモデルにもなった、日本の美容師の草分け的な存在として知られる吉行あぐりさんで、兄は小説家の吉行淳之介さん。
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世界的デザイナー ジョルジオ・アルマーニさん
イタリアの有名ブランド「アルマーニ」の創設者で、世界的デザイナーのジョルジオ・アルマーニさんが9月4日、亡くなった。91歳だった。

1934年にイタリア北部ピアチェンツァで生まれ。
百貨店などでの勤務を経てデザイナーとなり、1975年に自身の名前を冠したブランド「ジョルジオアルマーニ」を立ち上げ、「モードの帝王」と呼ばれた。
歌手 橋幸夫さん
歌手の橋幸夫さんが9月4日、亡くなった。82歳だった。

1960年「潮来笠(いたこがさ)」でデビュー。
「いつでも夢を」など多くのヒット曲で、昭和歌謡界をけん引してきた。
2023年5月、声帯の衰えなどから歌手活動の引退を発表したが、2024年4月にファンからの要望を受け再びステージに復帰した。
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第81代内閣総理大臣 村山富市さん
長い眉毛がトレードマークで「トンちゃん」の愛称で親しまれた村山富市元首相が、10月17日午前、老衰のため亡くなった。101歳だった。

1994年、当時社会党の委員長だった村山さんは非自民党政権だった羽田内閣のあとを受けて、第81代内閣総理大臣に就任した。
「自民」「社会」「さきがけ」による“自社さ”連立政権となり、社会党が長年対立してきた自民党と手を組んだことは驚きをもって伝えられた。
戦後50年の節目となる1995年には「村山談話」を発表し、時の首相として初めて「侵略」などの言葉を使い注目された。
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俳優 仲代達矢さん
俳優の仲代達矢さんが、肺炎のため11月8日に亡くなった。92歳だった。

1932年東京都生まれ。戦後に俳優を志し、俳優座4期生として入所した。
「ハムレット」「四谷怪談」など多数の舞台に出演した他、映画界では小林正樹監督に見いだされ、「黒い河」などに出演した。
また、黒澤明監督の「用心棒」「影武者」「乱」に出演。アカデミー賞とカンヌ・ヴェネツィア・ベルリンの世界三大映画祭全てで、出演映画が受賞した実績を持つ。
1975年に自宅にあった小さな稽古場から生まれた無名塾のトップとして、役所広司さんをはじめ多くの後進も育てた。
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初代総務相 片山虎之助さん
初代の総務相を務めた片山虎之助さんが12月18日、老衰のため亡くなった。90歳だった。

岡山県出身。当時の自治省を経て、1989年の参議院選挙に自民党から立候補して初当選。2001年に初代総務相に就任し、その後は自民党の参議院幹事長などを歴任した。
日本維新の会の共同代表も務めていたが、体調不良のため2022年の参院選に立候補せず、政界を引退していた。
“ジャンボ尾崎”こと尾崎将司さん
“ジャンボ尾崎”こと尾崎将司さんが大腸がんのため、12月23日に78歳で亡くなった。

プロ野球選手からゴルファーへと転身した尾崎さんは、その豪快なプレーから“ジャンボ”の愛称で親しまれ、国内歴代最多となるツアー通算94勝を挙げた。2010年には、世界ゴルフ殿堂入りも果たしていた。
約1年前のがん診断後、自宅での療養を続けてきましたが、23日午後、S状結腸がんのため亡くなったという。
