山形・天童市で12月6日、将棋の駒をモチーフにして新たに開発された製品の披露会が開かれた。誕生したのは「駒の形をした位牌」や「カツサンド」など5つの製品だ。

将棋で町おこし!新製品5つをお披露目

将棋の駒の生産量日本一の天童市では、将棋を活用したさまざまな町おこしを行っている。商工会議所でも観光客を呼びこむための取り組みを進めていて、将棋の駒をモチーフにした商品の開発と販売を5年前から行っている。これまでに誕生した製品は80種類以上で、2023年度は新たに5つの製品が加わった。

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市内の仏壇店が開発したのは、将棋の駒の形をした「位牌」。すべて手作りで「黒うるし」と「すきうるし」の2色がある。

また、市内のとんかつ店が作った「新作こまカツサンド」は、庄内産の豚肉を使用した分厚いとんかつを、雪若丸の米粉パンにはさんだ自信作だ。これから本格化する受験シーズンにあわせ、「合格」の文字が刻印されている。

ゴルフのマーカー
ゴルフのマーカー

このほか、天童高校の書道部が力強さを表現した新しい書体の将棋駒や、ゴルフのマーカーなど、5つの新製品がお披露目された。

賑わい創出プロジェクト委員会・森谷智昭委員長:
将棋を指さない人にも興味を持ってもらえるような商品をこれからも開発していきたい。関係者もアイデアをどんどん出してもらいたい

新書体の将棋駒
新書体の将棋駒

将棋の街・天童市を盛り上げようと誕生した新しい製品。
町おこしの期待が高まる新製品は、一部を除き販売中で、それぞれの店で購入することができる。

(さくらんぼテレビ)

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さくらんぼテレビ
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