山形・戸沢村の観光名所、最上川舟下りでは「こたつ舟」の運航が始まった。海外からの観光客も、この時期しか味わえない船旅を楽しんでいる。
温かな豆炭と船頭のおもてなし
こたつ舟は、最上川の舟下りを豆炭のぬくもりを感じながら楽しんでもらおうと、最上峡芭蕉ライン観光が、毎年冬季限定で運航している。
この記事の画像(10枚)新型コロナの5類移行に伴い、インバウンド需要は持ち直しつつあり、12月2日には台湾から75人の団体客が乗船。
船頭が「♪冷たい川を上ってゆけば~大根めしを食べてても囲炉裏の明かりがあったかい♪」と『おしんの子守唄』を披露する場面もあった。
水墨画のような雪景色を堪能
山には11月下旬に降った雪が残り、こたつのぬくもりを感じながらの「雪見舟」。
水墨画のような最上峡の風情を堪能しながら、1時間の船旅を楽しんだ。
台湾からの観光客は「きれい。全部すてき」「お酒があればなお良かった(笑)」などと笑顔で話した。
こたつ舟は、2024年3月末まで運航される。
(さくらんぼテレビ)
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