熊本の台所・田崎市場で年末恒例の「田崎市場感謝祭」が4年ぶりに開かれ、マグロの解体ショーや模擬競りが披露された。
感謝祭名物・サンマの炭火焼に行列
熊本市西区にある田崎市場では、朝早くから多くの人が列を作っていた。お目当ては何と言っても、感謝祭名物のサンマの炭火焼きだ。
この記事の画像(13枚)来場者たちは「6時から並びました。もう最高です」や「おいしい」と話し、行列に並ぶだけの価値があったようだ。
12月3日に開かれた「田崎市場感謝祭」では、市場に並んだ約70のブースに、新鮮な魚介類や青果類などが手頃な価格で販売され、朝早くから多くの人が集まった。
マグロの解体ショーに多くの人
特に注目を集めたのがマグロの解体ショーだ。
天草で蓄養された1匹約60kgの本マグロは、手際よくさばかれ、あっという間に切り身にされていた。
大トロは100グラム1,400円で、通常の3分の1ほどの価格だということで、買い得商品を多くの人が買い求めていた。
模擬競りで「大赤字」と関係者が悲鳴
また、競りの雰囲気を楽しむことができる「模擬競り」も大盛況だった。シビマグロを競り落とした参加者は3,000円で落札したようで、競りの声出しに少し緊張した様子だった。
市場関係者:
(シビマグロは)だいだい5,000円くらいする。1匹で高いときは。大赤字、大赤字、やばい
4年ぶりに開催された“熊本の台所”の田崎市場感謝祭は熱気に包まれていた。
(テレビ熊本)
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