59年ぶりの関西対決となったプロ野球SMBC日本シリーズ2023の第6戦(4日・京セラドーム大阪)は、オリックスが5-1で阪神を制し、対戦成績を3勝3敗のタイとした。

阪神に王手をかけられ、もう負けられない状況に追い込まれたオリックスは山本由伸投手(25)が先発。シリーズ初戦の不調から立ち直り、9回1失点14奪三振の完投劇を見せると、これに打線が応え、阪神先発の村上頌樹投手(25)を打ち崩した。山本投手の14奪三振は日本シリーズ最多記録。

5日の第7戦の予告先発はオリックスが宮城大弥投手(22)。このシリーズ第2戦で6回4安打無失点と、阪神打線を沈黙させる好投を見せている。阪神は今シーズン8勝6敗の青柳晃洋投手(29)が9月29日以来の先発マウンドに立つ。

今シーズン、パ・リーグを3連覇したオリックスは日本シリーズ連覇がかかる。一方18年ぶりにセ・リーグを制した阪神は1985年以来38年ぶり2度目の日本一を目指す。

日本シリーズは4戦先勝で争われ、第7戦で勝ったチームが日本一のタイトルを獲得する。

SMBC日本シリーズ2023第7戦 オリックスvs阪神
11月5日(日)夜6時30分
フジテレビ系列で完全生中継
※一部地域をのぞく

この最終決戦の放送席には、現役時代に3球団で日本一11回、監督としてソフトバンクを5度の日本一に導いた工藤公康氏。WBCで2度の世界一、日米通算2450安打で阪神OBの福留孝介氏。そしてプレイヤーズゲストとして今年3月のWBC決勝、大谷翔平vsトラウトの「最後の1球」をミットに収めたヤクルト・中村悠平選手が出演し、2023年のプロ野球「最後の1球」を伝える。