メジャーリーグ、エンゼルスの大谷翔平について、アメリカメディアのスポーツイラストレイテッドが、トレードの可能性がなくなったと報じた。

記事によると、「エンゼルスは球団内部で議論した結果、オオタニをトレードしないこと、トレード市場で買い手に回ることを決断した」とし、大谷選手を候補から外し、ピッチャーの補強に力を注ぐ予定だという。

大谷自身も前回登板後、「このチームでプレーオフに行きたい、そこで勝ちたいという気持ちは変わらない。トレードに関してはあまり気にしないようにというか、今できることをまずやりたいなと思います」と、トレードについて話していないと明かしていた。
トレード期限は、日本時間8月2日の午前7時となっている。

その大谷の出場が予定されていた日本時間7月27日の試合が悪天候で中止となり、同28日にダブルヘッダーとして行われることになった。
また大谷は当初、日本時間29日に登板する予定だったが、同28日に指名打者としてダブルヘッダー2試合に出場後、深夜に移動し、翌日登板するのは負担が大きいため、ダブルヘッダー1試合目に登板することになった。
異例の登板前倒しで9勝目を目指す。

大谷選手の登板前倒しについて、ネビン監督は、大谷選手からのアイディアだったことを明かし、「大谷自身が自分の体を一番理解している」とも語った。

ダブルヘッダーの1試合目は日本時間の午前2時10分に開始、1試合目が終わって40分後に2試合目が開始される。

(写真: AFP=時事)

報道スポーツ部
報道スポーツ部