ミラノ・コルティナオリンピック、フィギュア女子ショートプログラムで17歳の新星が衝撃デビューした。
日本勢で最初に登場した、オリンピック初出場の中井亜美選手(17)。
中井選手は、最初の難易度の高い3回転半ジャンプ「トリプルアクセル」を完璧に決め、出来栄え点で1.71の加点を得ると、その後のトリプルループなどジャンプはすべてノーミス。
笑顔あふれるハツラツとした演技で観客を魅了した。
完璧な演技を披露し笑顔がはじけた中井選手の得点は78.71と、自己ベストを大きく上回る高得点でトップに立った。
中井亜美選手:
もう本当にオリンピックが楽しすぎて、トリプルアクセルも着氷できてすごくうれしいですし、本当に笑顔が止まらないようなショートプログラムでした。
この大舞台で「トリプルアクセル」を跳ぶことを一番の目標としてきたという中井選手。
オリンピックでの日本女子のトリプルアクセル成功は、伊藤みどりさん(1992年アルベールビル)、浅田真央さん(2010年バンクーバー)、樋口新葉さん(2022年北京)に続き史上4人目となる。
6年前の取材で当時小学5年生だった中井選手は…
中井亜美選手(当時小学5年生):
今、トリプルアクセルと4回転を練習しているんですけど。
ーーフィギュアスケートを始めたきっかけは?
中井亜美選手(当時小学5年):
5歳のころに、バンクーバー五輪で浅田真央選手の演技を見て楽しそうだなと思ったし、すごいなと思ったから始めました。
浅田真央さんに憧れ競技を始めた中井選手。
10歳の時には地元・新潟で行われたスケート教室で憧れの浅田真央さんから直接指導も…。
そして13歳の時、初めて出場した国際大会でトリプルアクセルに初成功。
国際大会で浅田さんより4カ月早く成功させた。
その年(2022年)の全日本選手権でもトリプルアクセルを決め4位に入賞し、一気に頭角を現した。
中井亜美選手(当時高校1年):
やっぱりトリプルアクセルが一番の武器。自分にとっては大切です。
そんな中井選手は、現在17歳の高校生。
1月、在学中の高校が開いたオリンピック壮行会に出席、そしてリンクを離れると…
中井亜美選手:
1カ月ないんですよ、11月は試合が。土曜日にディズニー行って楽しんできた。
練習の合間には、友達とUNOで盛り上がる姿も…。
中井亜美選手:
あー、あーーー!最悪だ。負けました。最下位です。
と、とびっきりの笑顔を見せていた。
女子ショートプログラムでは、中井選手だけでなく日本勢が好スタート。
今シーズン限りでの引退を公言している坂本花織選手(25)は、ほぼノーミスの演技で2位に。
千葉百音選手(20)は、レベルの高い演技で持ち味を発揮し4位。
3選手ともにメダルを狙える位置につけた日本勢は20日、勝負のフリーに挑む。
中井亜美選手:
フリーもこの楽しさを忘れずに楽しみたいですし、本当に最後の最後まで全力で楽しんで、いい結果で終われるような形で終われたらいいなと思います。
ーーフリーに向けては?
中井亜美選手:
頑張ります。