MLBオールスターゲームは11日(日本時間12日)、米・シアトルのTモバイルパークで開催され、エンゼルス・大谷翔平選手は、アメリカン・リーグの「2番DH」で先発出場。

注目の第1打席は、1回1アウト・ランナーなしの場面で、ナショナル・リーグの先発・ゲーレン(ダイヤモンドバックス)と対戦。スタジオは「カム・トゥ・シアトル(シアトルに来て)」の大合唱で異様な雰囲気の中、フルカウントから、135km/hのナックルカーブに空振り三振を喫した。

4回先頭打者で迎えた第2打席は、コブ(ジャイアンツ)と対戦、フルカウントから四球で出塁した。その後、暴投で2塁へ進塁、右飛で3塁にタッチアップし、塁上では守備についていた各選手と笑顔で話していた。

大谷翔平は、ベンチでのインタビューで「1打席目も、2打席目も振りたいなと思ってたので、最後も振りたかったですけど、結構高かったので、つい見逃してしまいました」と苦笑い。異例の大合唱には「ちょっと複雑な気持ちでしたけど、打席は打席で集中したいなと。どんどん振っていきたいなと」と語った。

3打席目は代打が送られ、2023年のオールスターで待望のホームランは出なかった。

(写真: AFP=時事)

報道スポーツ部
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