テニスの錦織圭選手が、復帰2大会目となるツアー下部大会で、2回戦に臨んだが、世界ランク180位で第3シードのデニス・クドラ(アメリカ)に、4 - 6、6 - 3、3 - 6のフルセットの末敗れた。
2時間21分の激戦もあと1歩及ばず、敗退となった。

アメリカ・ミシガン州で行われているATPツアー下部 チャレンジャー大会、クランブルック・テニス・クラシックで、世界ランク501位の錦織は、1回戦のアダム・ウォルトン戦を、6 - 1、6 - 2と圧勝し、「フェデラーみたいな気持ちでプレーできた」と笑顔を浮かべていた。

2回戦の相手は、復帰後初の世界ランク100位台となるデニス・クドラ(180位)。
過去2戦2勝の相手だが、第1セットは相手2度のブレークを許し、4 - 6で失ってしまう。

あとがなくなった第2セットだが、ロブやドロップショットなど、錦織の持ち味である多彩なショットなどを駆使し、6 - 3で奪い返し、勝負の行方は最終セットにもつれ込む。

第3セット・第3ゲームで先にブレークに成功するが、直後にブレークバックを許し、2時間を超す戦いの中、最後まで粘りを見せたが、3 - 6で落とし、復帰2大会目は2回戦で敗退となった。

次戦は、7月10日に開幕するATP下部ツアー、シカゴチャレンジャーとなる。

報道スポーツ部
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