電柱に鳥の巣が作られ、停電が発生するなどの被害が出ている。
この記事の画像(12枚)記者:
春は私たち人間も元気になる季節ですが、この時期、あのやっかいなカラスたちも元気になってしまうんです。
石川県金沢市では、繁殖シーズンになり、カラスの巣作りもピークをむかえているという。
そして、巣の撤去作業も大忙し。電柱に巣を作られた場合、ひと苦労だ。
作業員:
では、外していきます。
巣に絡んだ木の枝を慎重に取り除き、ごっそりと巣を回収した。
記者:
こちらが撤去されたカラスの巣。50~60cmあり、かなり大きいです。いたる所から枝が突き出ていますので、これが電線の上にあるのは危険です。
約1400戸で停電が発生
危険なのは、落ちて当たるということではない。撤去せず、そのままだとどうなるのか。
実際、15日に問題が起きていた。富山市で停電が発生したのだ。
鳥の巣に使われた針金が電線に接触し、電線がショートしたとみられている。
約1時間で復旧したが、約1400戸に影響があった。
停電で客が帰った理容店:
みんなびっくりした。最悪だよ、商売あがったり。
電力会社は、「電柱の下に枝を見つけた場合などは、知らせてほしい」と呼びかけている。
(「イット!」 4月17日放送より)