フィリピン・マニラ郊外にあるビクタン収容所内に今も収容されている、一連の強盗事件の指示役“ルフィ”とみられる4人の容疑者。
「めざまし8」は、ビクタン収容所に清掃員として数日前まで働いていた男性を独自取材。
元清掃員の男性は2月3日(金)に、渡辺優樹容疑者(38)の様子を目撃していました。

渡辺容疑者の直近の様子「元気がないように見えた」

2月3日、収容所の職員らが4人の容疑者に便宜を図ったとして、フィリピン司法省は収容所のトップを更迭し、職員36人の交代を発表。
収容所の関係者が更迭されたその日、元清掃員の男性は突然解雇されたといいます。

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ビクタン収容所の元清掃員:
上の人から名前が書いてあるリストのメモを渡されて、即クビになった。

ーーなぜ清掃員のあなたが解雇されたんですか?
国のトップからの命令だ。仕方ない。
働いている人全員辞めさせられた。「全員新しい人に代える」と言っていた。

ーー不正に手を貸したことはありますか?
俺は不正に手を貸したことなどない。4年も働いていたのに簡単にクビを切られて、本当につらいよ。

4年間、真面目に働いてきたという男性。解雇通告された2月3日、収容所内で渡辺容疑者を見たといいます。

ビクタン収容所の元清掃員:
いつも持っていた小さいかばんを持って、歩いていました。
渡辺容疑者は、家宅捜索のあとも平然とご飯を食べていましたが、先週金曜日(3日)は寂しそうな顔で、元気がないようにも見えました。
容疑者の4人は収容所からいなくなったほうがいい。彼らのせいでこうなってしまったのです。

日本側が求めている4人同時の強制送還は、きょう6日に行われた審理の結果次第でしたが、この日に結論は出ませんでした。
フィリピン司法局はどのような判断を下すのでしょうか?

(めざまし8 2月6日放送分に情報を追加しています)