2021年9月に妻を殺害したとして、先月逮捕された丸山大輔長野県議が起訴された。長野地検は認否を明らかにしていない。今後は法廷の場で追及されることになる。
逮捕2カ月前のインタビュー「犯人は罰でも当たれば…」
丸山大輔被告(2022年9月):
「罪悪感みたいなものがあるでしょうから、(犯人は)早く出てきてどこかで罰でも当たれと思いますけど」
妻が殺害されてから1年たったときのインタビューでこう答えていた長野県議会議員の丸山大輔被告(48)。
この記事の画像(6枚)丸山県議を「殺人の罪」で起訴
この2カ月後、逮捕され12月20日、殺人の罪で起訴された。
起訴状などによると、丸山被告は2021年9月29日の午前1時44分から3時4分ごろの間に、塩尻市の酒蔵兼自宅で妻の希美さん(当時47)の首を何らかの方法で圧迫し殺害した罪に問われている。
女性関係や酒造会社の経営めぐりトラブルがあった可能性も
丸山被告は当初、「当日は長野市の議員会館にいた」と容疑を否認していた。
しかし、警察の調べでは被告の車が深夜に自宅周辺まで移動していた様子が複数の防犯カメラなどで確認されたという。
車のナンバーは不自然に曲がっていたことも分かっている。
警察は夫婦の間に女性関係や酒造会社の経営をめぐってトラブルがあった可能性があるとみて捜査を進めていた。
長野地検は認否については明らかにしていない。
注目の事件は法廷の場で追及されることになった。
(長野放送)