自民党の渡辺昇愛知県議会議員が、同性結婚を差別する発言をSNSで投稿して問題となっている。10月4日、ジェンダー平等を求める団体らが抗議文を提出した。

「勉強不足だった」と何度も頭を下げて謝罪…

渡辺昇県議:
本当にこの度は申し訳ありませんでした

ジェンダー平等を求める当事者団体の井田奈穂代表:
同性愛者が気持ち悪いんですか?

渡辺昇県議:
それは全くありません

井田奈穂代表:
なぜあのような発言をしてしまったのでしょうか?

渡辺昇県議:
私には弁解の余地はありません。本当にただ謝るだけです

10月4日、謝罪の言葉を繰り返したのは、自民党に所属する愛知県の渡辺昇県議。抗議をしたのは、ジェンダー平等を求める団体の代表や、LGBTQの当事者たちだ。

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事の発端は9月27日、渡辺県議がフェイスブックに投稿したあるメッセージだった。

<渡辺県議の投稿>
「同性結婚なんて気持ち悪い事は大反対!」

キューバで同性婚が合法化されたことを、ジェンダー平等を求める団体の代表が投稿。それに対し、渡辺県議がこのコメントを書き込んでいた。

抗議した人:
県議会議員の発言として到底容認し難く、発言への謝罪・撤回、渡辺議員への厳正な処分を求めて厳重に抗議します

「性的マイノリティ」の当事者を傷つける差別発言。投稿をした理由について渡辺県議は…

渡辺昇県議:
勉強不足だったもんですから軽率にあんな投稿をしたんですが、日本では同性婚が認められていないだけに、そのような実例を見たことがありませんし。自分の中では、あの時点ではちょっとそういう気持ちがあったものですから。皆さんにすまなかったなと思っております

勉強不足だったとして、投稿での発言を撤回した。何度も頭を下げ、謝罪した渡辺県議。

「差別意識が変わったか」という記者の質問に対しては…

渡辺昇県議:
これからも同性婚について、いろいろと勉強をしていかなきゃいけないんですけれども、上っ面だけでしか思っていなかったもんですから。
(Q.考えは変わった?)
そうですね

井田奈穂代表:
表面的な謝罪の言葉はありましたけれども、私たちは到底それを信用することはできない。人権意識の欠如が非常に感じられましたし、ぜひ尻尾切りをしないでいただきたいと、彼1人の問題ではないと考えています

渡辺県議は投稿したコメントをすでに削除していて、今週中に記者会見を開き、改めて説明する場を設けるとしている。

(東海テレビ)