ケガによる休養から約1年半ぶりに競技復帰した紀平梨花(20)にインタビュー。2019年と2020年の「全日本フィギュアスケート選手権大会」女王が、右足の距骨疲労骨折をへて競技復帰をはたした“今の心境”について語ってくれた。

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25日に行われたフィギュアスケート「中部選手権」女子フリー。
右足首の疲労骨折による昨シーズン全休から、約1年半ぶりに競技復帰を果たした紀平が、目指す舞台は12月の「全日本選手権」。
その「全日本選手権」への進出条件は今大会で13位以内に入ることだった。(シードの河辺愛菜を除く)

いまだに右足は完治には至っておらず、代名詞のトリプルアクセルも封印。ジャンプ構成を大きく落とし挑む中で冒頭のコンビネーションから好スタートを切る。

しかし、演技中盤に差し掛かったところでまさかの転倒。

それでも紀平が動じることはなかった。

昨シーズンはすべての競技会を欠場、夢に見たオリンピックにも出場できず、競技人生のリスタートとなる1戦で滑りきった紀平。

演技後、祈るようなしぐさも見せる中、結果は全体6位。
「全日本選手権」への切符を手にした。

「『完全復活したな』と言ってもらえるように…」

そして試合後、カメラに向かって今の心境を語ってくれたー

「演技内容としては悔いもあるんですけど、とりあえず“全日本選手権出場”が決まったので、そこはすごいホッとしてます」

キスアンドクライで祈っていたー
「はい。全日本のために、この大会に出場したので、ノーミスじゃないと通過できないと思ってたので、ホントに願っていました。『お願い!』って願っていました」

「練習できない期間でも、ずっとスケートのことが頭にあったし、ケガが治りさえすれば、できるという考えもずっとあった」

「自分のスケート人生に対して、まだまだ満足できていないので、全日本選手権では『完全復活したな』とみんなから言ってもらえるような状態にできたらと思っています」

その全日本選手権では「万全な状態で出場して完璧な演技をして表彰台に立ちたい。そして、世界選手権や四大陸など、そういった試合に出場できるようにしたい」という紀平。
彼女が“本当の復活”を遂げた時、表彰台の上で輝く笑顔がみられるに違いない。

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