岡山・倉敷市にあるイ草製品のメーカーが、野球とゴルフの練習に特化したスポーツ専用の畳を開発。
どんな畳なのか取材した。

3年かけてスポーツに特化した畳を商品化

力強くゴルフのスイングをする男性の足元にあるのは、畳。

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このスポーツ専用の畳を開発したのは、倉敷市の老舗企業「大島屋」。

かつて全国一のイ草の生産量を誇った岡山県だが、生活様式の変化などでイ草の生産量は減少。
業界の衰退に危機感を持った大島屋では、新商品の開発に力を入れてきた。
そして、かつて野球選手の王貞治さんが畳が擦り切れるほど素振りをし、一本足打法を完成させたとの逸話をヒントに、約3年をかけてスポーツに特化した畳を商品化した。

大島屋・大島次男社長:
ここ10年ぐらい右肩下がりという非常に市場が厳しい状況になってきて、イ草の新たな原材料として生かす可能性を見いだしたかった

足の指を使う感覚鍛えられ、体幹も強化される

畳は激しい運動にも耐えられるよう耐久性をアップさせ、4層構造で適度なクッション性があり、折り畳み式で持ち運びもできる。

畳の上でスイングすると足の指を使う感覚が鍛えられ、体幹が強化されるということで、ゴルフや野球、テニスをする人に効果が期待されている。

大島屋・大島次男社長:
伝統産業、伝統的な素材が、今の新しい時代、新しい用途に向けていくものがどんどん開発されることによって、業界が活性化する可能性が大きく見えてくる

大島屋では、畳の効果などを検証し、夏ごろから本格的に販売していきたいとしている。

(岡山放送)

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