地元であがった新鮮な魚が…年間100万人訪れる人気の魚市場

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愛知・美浜町に、旬の「キンメダイ」や肉厚の「ヒラメ」など水揚げされたばかりの活きのいい魚介類が揃う魚市場がある。人気市場の魚のプロに、この冬のイチオシを教えてもらった。

愛知・美浜町にある「魚太郎本店」は、年間100万人が訪れる人気の魚市場だ。

2021年、年末の日曜日に取材に伺うと大勢のお客さんが訪れていた。皆さんのお目当ては、知多半島の漁港にあがった魚。仲介業者を通さずに直接仕入れる分、新鮮なものをお値打ちに販売している。

男性客A:
安いよね

男性客B:
大きくてキレイな魚がおいしそう

今が旬の「キンメダイ」に、肉厚の「ヒラメ」、白身魚の「スズキ」。また、「小鯛」(5匹216円)や「キス」(10匹324円)なども揃い、どれもお値打ちだ。

男性客C:
普通に街で買うよりはお値打ち。このサイズはなかなか売っていないので

丸のままの魚は、焼き魚やお刺身など、用途に応じて無料で下処理してもらえるのも魚太郎ならではのサービス。

南知多産の茹でたての「タコ」や、「トロサバ」「アジ」などの自家製の干物も揃っている。

わずかしか取れない希少部位も…魚のプロ直伝”この冬のイチオシ”

魚のプロに、この冬のイチオシを教えてもらった。

魚太郎の担当者:
天然のヒガンフグとトラフグ。日本有数の水揚げ量があるので、この時季だけの限定。もう一つオススメがシロサバフグ、今年(2021年)水揚げが多いです。もちろんお鍋もいいですし、唐揚げが最高にいいです

地元で水揚げされた「シロサバフグ」(500グラム1296円)は、味は淡白で身離れもいいため、鍋や唐揚げにオススメ。1パックに500グラムとボリュームも満点。さらに…

同・担当者:
年末といえばマグロ。100キロ超える本マグロを100本くらい、ずっと切りたてで販売しています

本マグロの「大トロ」に「かまトロ」、「中落ち」などもあるが、中でもイチオシが…

同・担当者:
本マグロの頭肉(ずにく)。本マグロの中で0.3パーセントくらいしかとれない希少部位

「本マグロ 頭肉」(100グラム780円~)は、100キロ以上の本マグロからわずかしか取れない希少部位で、トロのような脂のノリが楽しめる。

新鮮な「大アサリ」や「焼きカキ」を熱々で…「旨いもの屋台」

午前11時。新鮮な魚介類が食べられる「旨いもの屋台」も、たくさんの人で賑わっていた。

一番人気の「魚太郎定食」(1595円)は、「キンメダイ」や「マグロ」、「タコ」など8種類のネタがてんこ盛りだ。

他にも、濃厚な味わいの「大アサリ」(2枚600円)や肉厚の「ホタテ」(2枚700円)、ぷりぷりの「焼きカキ」(3個700円)などの焼きたてが楽しめる。

女性客A:
ぷりぷりしています。おいしいです

男性客D:
きのう日間賀島に行って、(帰りに)ここでお昼ご飯食べようかと。のんびりしました、ひさしぶりに旅館に泊まって

男性客E:
イチゴ狩りに行ったあとに寄りました。ずっと家にいたので、娘たちもいちご狩り行きたいって

旅行帰りに立ち寄ったという人も…。遠出ができることが皆さん嬉しいようだ。

女性客B:
あまり出かけることはできなかったんですけど、その分、家で食事を楽しんだりとか

お店は、コロナの影響を受けて食堂は厳しい状況が続いたが、魚市場はおうちごはんが続く中でも一年を通して好調だったとのこと。

年末年始用の海産物…2021年の売れ筋は「生ズワイガニ」

この時季の魚太郎には、お正月食材の「数の子」や「イクラ」「昆布巻き」など、年末年始に特に人気の海産物も揃う。中でも、ひときわ賑わっていたのがカニ売場だ。

女性客C:
お正月で集まった時に、お鍋をやろうかなと

こちらの男性は、大量にまとめ買いをしていた。

男性客F:
仕事用と、年末にカニを食べたいので。おいしさと値段がお手頃なので、カニがあると年末が来たかなと…

「ズワイガニ」や「タラバガニ」など、20種類を販売。中でも2021年の売れ筋は…

魚太郎の担当者:
生ズワイガニの殻をむいて食べやすくしているのが人気。お鍋、カニすきがイチオシです

オススメは「生ズワイガニ」(1.2キロ8100円)。殻を半分取ってあるので食べやすく、焼いても鍋にしても、いい出汁が出る。お正月には“ちょっといいものを”と買い求める人が多いそうだ。

同・担当者:
来年(2022年)も、どこよりも新鮮な魚を多くのお客さんにお届けして喜んでもらいたい

師走の活気ある魚市場を覗いてみると、年末年始の食材を買い求める多くの人たちの姿があった。

(東海テレビ)