「日本維新の会」は臨時国会の召集に先立ち、衆議院の特別委員会の統廃合を提案した。

特別委員会は国会開会ごとに設置されるが、委員長には国会開会中は開催回数に関係なく日当6000円が支払われ、年間を通して専用の公用車が充てられる。一方、「日本維新の会」が作成した資料によると、今年1月18日から6月16日まで開かれた通常国会の会期中、拉致問題特別委員会の実質開催回数は2回で審議時間は3時間12分、震災復興特別委員会は開催2回で審議時間は5時間2分となっている。

こうしたことを受け、「日本維新の会」は6日、臨時国会の召集に先立ち議院運営委員会で、「審議実態と比べ費用がかかっている」として衆議院の特別委員会の統廃合を提案したが、その後の本会議で与野党は、9つの特別委員会を設置するための採決を維新をのぞく賛成多数で可決した。

「日本維新の会」の遠藤敬国会対策委員長は国会内で記者団に対し「我々3年間も言い続けてきたが、統廃合や廃止を含めた議論をしてほしいということで申し挙げた。委員長ポストを設けることが目的化しているという最悪な状況だと思う」と改めて統廃合の必要性を訴えた。