上半期で全国1位に…“2強”抑え存在感アピール
2021年上半期のギョーザの購入頻度と支出金額で、宮崎市は2020年に続いて全国1位となった。
この記事の画像(11枚)上半期のランキングは、1位が宮崎市、そして2位が2020年の王者、浜松市。
浜松市と毎年1位争いを繰り広げている宇都宮市は、6位となっている。
初の年間1位獲得へ、下半期の課題とは。
2021年上半期。
総務省が毎年行っている家計調査で、宮崎市は2020年に続き、ギョーザの購入頻度と支出金額が、ともに全国1位となった。
家計調査でカウントされるのは、生ギョーザ、チルドのもの、調理済みのお総菜となっている。
宮崎市ぎょうざ協議会 渡辺愛香会長:
やはり1月から4月の4カ月が、スタートダッシュにふさわしいような結果をいただいていまして、2020年、惜しくも後から(浜松市・宇都宮市に)追い抜かれてしまったという結果で、市民・県民の皆さんが日本一を目指していくという意欲の表れなのではないかと思います
三つどもえの戦い…コロナ禍でカギ握る“ステイホーム消費”
宮崎市は2020年の上半期、ギョーザの購入頻度と支出金額の両方で初めて全国1位に。
2020年9月には、県内のギョーザ販売店35店などで構成される「宮崎市ギョーザ協議会」が発足。
ギョーザのイベントを開催するなど消費拡大を目指し、活動してきた。
その結果、宮崎市のギョーザの支出金額の年間ランキングは3位。
4位の京都市とは大きな差をつけ、2強といわれる浜松市、宇都宮市と三つどもえの戦いを展開し、存在感をアピールした。
3月には大感謝祭を開き、2021年こそは年間1位の獲得に向けて意気込む宮崎市。
上半期の結果を聞くと、一見、順調な滑り出しに見えるが…
宮崎市ぎょうざ協議会 渡辺愛香会長:
5月、6月の結果に関して、夏場の暑さもあると思うんですけれども、右肩下がりで下がってしまったというところに関しては残念な気持ちがあります。
絶対王者の浜松市、宇都宮市は順調に定期的なしっかりとした数字を残されているというイメージがありますので、2020年に引き続き、下半期で追い越されないようなPRの仕方を考えていかなければと考えております
下半期の戦いは始まっているが、新型コロナの感染爆発で、各地ともイベントなどができない状況に置かれている。
宮崎市ぎょうざ協議会 渡辺愛香会長:
(宮崎市は)持ち帰り文化で栄えてきたギョーザの消費という部分では、追い風だと思っていますので、ご家庭でみんなで楽しみながら食べていただけるもののご提案をして、必ず2021年は、通期通しての日本一を勝ち取りたいなと思っています
コロナ禍でステイホームでの消費がカギを握る下半期。
日本一のギョーザの街へ、宮崎市の奮闘は続く。
(テレビ宮崎)