福岡市の水族館「マリンワールド海の中道」の職員が投稿した動画が話題を呼んでいる。
羽をぱたぱた…ペンギンに癒やされる
右へ左へ、羽をパタパタさせながら、一生懸命、チョウを追いかけ、芝生の上を歩くケープペンギン。
この動画は、マリンワールド海の中道の職員が5月19日にツイッターに投稿したもの。
蝶々を追いかけるケープペンギン🦋
— マリンワールド海の中道【公式】 (@marine_uminaka) May 19, 2021
この季節になると、ペンギンの丘では虫を追いかける光景をよく目にします😃 pic.twitter.com/w8lGpmkfEZ
ペンギンが、一生懸命、チョウを追いかける様子が話題となり、再生回数は170万回を超え、13万件を超える「いいね」がついた。
コメントには「よちよち、かわいい!」「飛ぶことへの憧れかな?」など、コロナ禍に癒しを届けている。
動画を撮影した職員は…
マリンワールド海の中道・宮園智子さん:
たまに見かける光景ですね。若い個体なので、おそらく興味があって、何だろうって思って…自然界では魚のうろこが光るのを追いかける習性があるので、それと同じようにチョウチョを追いかけたのではないかと思います
職員によると、走り回っていたペンギンは普段から好奇心旺盛だという。
マリンワールド海の中道・宮園智子さん:
いまコロナで暗いニュースが多いのかなという印象があるので、ちょっとでも癒されてくれれば嬉しいです
「マリンワールドでは、動物たちの様子をSNSで発信しているので、是非みてもらいたい」と話していた。
たくさんの"かわいい"に癒やされる
そして一方、福岡市動物園で撮影された動画。
手すりを叩く音に合わせて行進しているのは「モルモット」たち。
なかには逆走してしまい、正面衝突するマイペースな子もいる。
動画を見た人からは「かわいいが渋滞」「癒やされました」などのコメントが寄せられている。
4月下旬からトレーニングが始まった、展示場と寝室を往復するこの「橋渡り」。
いまでは合図の音がなくても上手に渡れるようになった。
橋は、1月に手作りされたもので、コロナで来園者が減っても「楽しい動物園にしよう」という新人飼育員の提案で、4月下旬から橋渡りの訓練が始まったとのこと。
橋の長さは約3メートル。移動時間はわずか1分ほどだが、飼育員には思わぬ恩恵があったよう。
福岡市動物園・松本剛さん:
(モルモットは)朝はこの部屋の中にいるが、ここにいるモルモットを10頭ずつコンテナに入れて、手作業で出していました
ーー橋ができて?
福岡市動物園・松本剛さん:
とても楽になりました
1匹あたり1kg、10匹入れれば重さ13kgにもなるコンテナを持って、1日に8往復することもあった展示場への移動。
猛特訓の成果で、飼育員の負担は大きく減ったという。
福岡市動物園・松本剛さん:
怖がりの子もいるので、途中で引き返したりとかモルモットも個性がある。ぜひそこら辺を見てもらえればと思う
歩く様子だけでなく時折聞こえる鳴き声もかわいいモルモットの橋渡り。
園が再開すれば、福岡市動物園の新たな名物になりそう。
(テレビ西日本)