延期していた新年会をリモート「ものまねショウ」で

コロナ禍で、飲食やエンタメも新たな試みが広がってきている。
愛媛・松山市のものまねショーパブでは、「エンタメ」のテイクアウトを商品化しようと、企業の新年会をプロデュースした。

松山市 二番町のものまねショーパブ「小春劇場」。
コロナ禍で客足が遠のくなか、店の存続に向けて新しい取り組みを始めた。

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小春劇場座長・小春さん:
ライブ配信のシステムを生かして、今年は企業向けにライブ配信を使ったリモート新年会やリモートの催しをやっていこうかなと

三栄会の役員:
がんばります!

今回、県内の不動産会社や建築会社などで作る団体「三栄会」が、新型コロナの影響で見送っていた恒例の新年会を、リモート配信で開催したいと小春劇場に依頼した。

小春劇場スタッフ:
携帯電話をカメラの代わりにして3台使う予定です。これがカメラの切り替え、3台切り替わるようになっています。どうやったら自分たちでできるかなってっていうのを考えました。時間だけはあるので…

リモート新年会は、三栄会の役員らがものまね芸人とともに出演。
会のメンバーや関係者など約200人に向けて生配信する。
参加者を1カ所に集めず、好きな場所で楽しんでもらうスタイルは、まさにエンタメのテイクアウト。

小春劇場座長・小春さん:
一方通行になるとテレビを見ている感覚になるので、それだと意味がない。できれば視聴者と出演者で何かアクションを起こして、双方で何か楽しいことができたら良い

【配信30分前】

ユイファクトリー・三好拓郎代表:
楽しくみんなで見て欲しい、みたいな話は聞いてます

砥部町にある建築設計会社では、社員が集まってリモート新年会を視聴する。

ユイファクトリー・三好拓郎代表:
楽しみです。息抜きになると思います

一方通行ではなく双方でアクションを

【リモート新年会スタート】

小春さん×三栄会・永井俊昭会長:
さあ、いよいよ幕が開きました

いよいよ生配信がスタート。

三栄会・永井俊昭会長:
いろいろと役員の中で試行錯誤をしまして、このライブ配信を考えてみました。みなさん、どうぞ楽しいひと時を過ごしていただたら幸いかと思います

お笑いショーのあとは、お楽しみの抽選会。
抽選箱に入っているのは、新年会参加者の電話番号。
引いた番号にその場でかけて、配信内で伝えたキーワード「全集中」を答えると商品券がプレゼントされる。

小春さん:
キーワード分かりますか?

視聴者:
「全集中」

小春さん:
素晴らしい!

ユイファクトリー・三好拓郎代表:
これ、鳴るかもしれんよ

一方通行の配信にならないように、視聴者も参加できるしかけだ。

ユイファクトリー・三好拓郎代表:
(電話が)来んねえ…

抽選には外れてしまったものの、新しいカタチの新年会を参加者も楽しんだよう。

リモート新年会に参加した人:
一体感があってすごく面白かった

リモート新年会に参加した人:
趣向を凝らした内容が最後の方は自分たちも理解できて、楽しく最後は迎えられた

三栄会・永井俊昭会長:
まだまだこれから厳しい時になると思うが、みんなで楽しむにはどうしたら良いか、それをもっとよく考えてやっていきたい

小春劇場座長・小春さん:
リアル店舗では当分期待は持てないので、店舗を利用して何をやっていくか。もっと見ている人たちと接点を持てるようなコンテンツを考えないといけない

コロナ禍の中、新たな試みとして本格的に動き出したエンタメのテイクアウト。
リモートの特性を生かしつつ、視聴者とどうつながっていくかが今後のカギになりそうだ。

(テレビ愛媛)