もし遭難してしまったらどうするか。

やってはいけないのが「沢に降りる」こと。

遭難したら「登る!」

登山中に道に迷ったら、「下るのではなく登る、尾根に出る」ことを覚えておこう。

沢に降りたら上空から見付けにくく、救助が困難になるからだ。

(画像はイメージ)
(画像はイメージ)

明るいうちに110番か119番して早めに救助要請をする。一刻を争う場合はヘリコプターでの捜索が行われるので、その時は救助隊員が上空から見付けやすいように尾根を目指し、なるべく木々の少ないひらけた場所で体力を温存しながら待機する。

そして上空に救助ヘリを確認できたら、「ここに居ます!」と自分の居場所を知らせるSOSシグナルを送ろう。

自衛隊も実践「鏡やフラッシュ」で合図

太陽が出ている時間帯であれば、鏡を使って上空のヘリに自分の居場所を知らせる方法がある。

鏡を使ってヘリに合図(特集班撮影)
鏡を使ってヘリに合図(特集班撮影)

【鏡を使って合図】
・片手でピースサインを作り目標のヘリを指の間に入れる
・鏡を持ち、ピースサインに光が当たるように太陽光を反射させる
・光の反射がヘリに伝わり遭難者を見付けやすい

鏡の中心に目の位置をあわせ、反射する光が自分の指に当たっていれば方向は完璧。

これは自衛隊がヘリを誘導する時にも実践する方法の1つだ。

木々が茂っている山では、上空から人間を見付けるのはとても困難。光がピカピカしていると「あそこに居る!」と気付きやすいので、遭難者側から積極的にヘリに合図を送ることが大事だ。

光の合図は上空から見付けやすい(画像はイメージ)
光の合図は上空から見付けやすい(画像はイメージ)

鏡を持っていなかったり、曇りや夜間は携帯電話のフラッシュ機能やカメラのストロボをヘリに向かって連写すると良い。

洪水などで家の2階に孤立した時などにも、ヘリに自分が取り残されていることを知らせる手段として使えるので、「光」で合図を送ることを覚えておこう。